HOME | 北海道の観光情報 | 北海道観光で人気の湖

北海道で人気の観光地になっている湖まとめ

 
北海道には個性豊かな湖が多数あり、それぞれ成り立ちや眺め、他の湖には無い特徴が際立っています。 代表的な観光地として人気の湖を整理して紹介します。

洞爺湖(とうやこ)

  • 成り立ち
    洞爺湖は約11万年前の大規模な火山噴火によってできたカルデラ湖です。 支笏洞爺国立公園の中心で、国内で3番目に大きなカルデラ湖です

  • 見どころ
    湖畔からは有珠山や昭和新山などの活火山を望むことができ、湖上では遊覧船やカヌーなどのアクティビティが楽しめます。 毎年春から秋にかけては湖上花火大会も開催され、夜の湖面を彩ります。

  • 他の湖には無い特徴
    湖の中央に中島という島が浮かぶでおり、遊覧船で上陸可能。 湖畔には温泉街が発展し、温泉と絶景が同時に楽しめるのも大きな魅力です。

支笏湖(しこつこ)

  • 成り立ち
    約4万年前の支笏火山の噴火による陥没地に水が溜まってできたカルデラ湖。 日本で2番目に深い湖(最大深さ約360m)で、日本最北の不凍湖です。

  • 見どころ
    「支笏湖ブルー」と呼ばれる青く澄んだ湖面が有名で、カヌーやSUPなどのアクティビティも有名。 湖畔には温泉やビジターセンターがあり、四季折々の自然美が楽しめます。

  • 他の湖には無い特徴
    透明度・水質ともに国内トップクラスで、環境省水質調査で20回以上全国1位を獲得。 冬でも凍らないため、年間を通して湖の景観が楽しめます。深くて水量が豊富なだけではなく、水中の栄養分が少なくプランクトンが発生しにくいため、非常に高い透明度を誇ります

摩周湖(ましゅうこ)

  • 成り立ち
    約7,000年前の火山活動でできたカルデラ湖。 河川の流入・流出がなく、閉鎖的な構造を持っています。

  • 見どころ
    世界有数の透明度を誇り、「摩周ブルー」と呼ばれる深い青色の湖面が美しい。 展望台からの眺望が人気ですが、湖面が霧に包まれることも多く、晴れた日に湖が見えるかは「摩周運」と呼ばれるほど。

  • 他の湖には無い特徴
    湖畔への立ち入りが禁止されており、人工的な開発が一切ないため、手つかずの自然と神秘的な雰囲気が保たれています。

阿寒湖(あかんこ)

  • 成り立ち
    約15万年前の火山噴火でできたカルデラ湖。北海道で5番目に大きな湖です。

  • 見どころ
    湖畔には温泉街や遊覧船があり、湖上からの景色や周囲の山々(雌阿寒岳・雄阿寒岳)を見ることができます。アイヌ文化を体験できる日本最大のアイヌコタン(集落)も湖畔にあります。

  • 他の湖には無い特徴
    特別天然記念物「マリモ」の地上として世界的に有名。直径30cmまで成長する球状のマリモが群生するのは世界でも非常に珍しい現象です。

サロマ湖(サロマコ)

  • 成り立ち
    海跡湖(ラグーン)で、もともとはオホーツク海湾だった場所が砂州で仕切られて湖となったもの

  • 見どころ
    湖とオホーツク海を隔てている細長い砂州や、湖畔での夕陽鑑賞が人気。

  • 他の湖には無い特徴
    海水と淡水が流れる汽水湖で、独特の生態系を持ち、湖畔のサンゴソウ群生地など自然観察も魅力です。

美瑛の「青い池」

  • 成り立ち
    青い池は、1988年の十勝岳噴火の際に発生した泥流を防ぐため、美瑛川に建設された堰堤(ダム)によってできた人工池です。堰堤の役割は下流の災害を防ぐためであり、結果として池が形成されました。

  • この青色は、水中に含まれるアルミニウムなどのミネラル成分が太陽光に反射・拡散することで起きる現象です。また、池の底に沈んだ枯れ木が幻想的な景色を醸し出しています。

  • 見どころ

    • 天候や時間帯、季節によって色合いが変わる神秘的な青色の池面。

    • 池の中央に立つ枯れ木が独特な景観を作っています。

    • 周囲の白樺林や新緑、紅葉、雪景色とコントラストをなす美しさ。

  • 他の湖には無い特徴

    • 人工的に堰堤によってできた池であり、自然湖とは異なる成り立ち。

    • 水中のミネラル成分による「パウダーブルー」と呼ばれる独特の青色。

    • 池底の枯れ木がアート作品のような景色を形成している。

 

HOME | 北海道の観光情報 | 北海道観光で人気の湖